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2018.07.01

Q.クライアントが原稿をなかなか支給してくれません(Webディレクター:Nさん)

大屋慶太 大屋慶太

A.クライアントの要望が『Webサイト制作』だけではなく、実は『原稿作成』もお願いしたい可能性がある

クライアントが話す要件は実際の要望と違う

「Webサイトを作って欲しい。」

「チラシを印刷したい。」

クライアントからの依頼内容は様々ですが、その目的を掘り下げていくと

「自社を紹介するコンテンツを構築したい。」

「該当地域に自社のサービスを知ってほしい。」

といった目的がわかります。その目的を達成するための手段が、クライアントの最初の要望『Webサイト』や『チラシ印刷』でない場合はよくあります。クライアントは広告宣伝のプロではないので、最適ではない手段を選びがち。

目的に合わせた手段がクライアントと共有できれば、必要なものがお互い明確になります。Webサイトに掲載するものがなければ、文章作成や撮影が必要ですし、地域に自社のサービスを広く周知するのであれば、チラシではなくリスティング広告のほうが効果的かもしれません。

様々なニーズに応えられるような仕組みづくりを

手段が変わると、自身の事業領域では対応できない要件に変わることもあります。なんでも対応してしまうと、自身の強みが薄れてしまいます。対応できない領域は無理に進めず、信頼できる協力会社に任せるなどでクライアントのニーズに対応しましょう。

ときには『めんどくさいことの解消』という、大雑把なニーズが潜んでいる場合があります。その場合なにかを求めてしまうと、なかなかプロジェクトが進行しません。その際は口頭でヒヤリングして文章化したり、担当以外の他の方のヒヤリングを代行するなど、クライアントの作業負荷を極力減らすよう心がけましょう。

何度もコミュニケーションを重ねることで『察し』を身につける

同じプロジェクトを重ねるうちに、明文化されない要件、クライアントの特性、見えないニーズなどプロジェクトの『癖』が見えるようになっていきます。クライアントの言葉をそのまま理解するのではなく、言葉の意図をすばやく読めるようになればプロジェクトはスムースに進行します。

この記事を書いた人

大屋慶太

大屋慶太

株式会社デックの雑用。1999年、世界が滅びることを信じて大学を卒業せずに待っていた所、なかなか破滅が訪れず、仕方なく6年在籍した後に卒業。某大手通信会社系列の企業にて、販促物などを制作するディレクター兼デザイナーとしていちおう活躍。ところが不景気のあおりをくらい、所属事業部が解散となる。途方にくれるもコネを駆使して印刷会社へと潜り込む。面接にて「お前何がしたいんだ」と聞かれ、「ぼく、ゲームがしたいです」と答えた所「じゃあWEBでもやれ」と言われる。WEBデザイナー兼コーダーとして大手クライアントなども手がけ、約5年間在籍。仕舞いには、自分は仕事ができると勘違いをし、30歳の時にフリーとして独立。「スタジオデック」という屋号で数年間活動後、デックを法人化する。いまだに、仕事のほぼ全ては酒の席で決まるという。

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