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2016.08.19

Q.スケジュールを守る意識が低いクライアント・クリエイターとのやりとりに苦戦しています(映像ディレクター・Oさん)

大屋慶太 大屋慶太

A.締め切りに対する感覚は、千差万別。伝える相手に合わせた「通知」と「重要度の伝達」を行いましょう。

5分前の人、ピッタリの人、15分ぐらいは前後OKの人

例えば打ち合わせの時間。5分前厳守の人、1分でも遅れたらアウトの人、前後の都合があるからまぁ10〜15分程度は前後しても仕方ないと思ってる人…etc. 時間に対する感覚は人によって様々です。また、飲み会は遅刻OKだけど、仕事の遅刻はダメ。どんなイベントであろうと遅刻はダメ。あの人との待ち合わせは遅刻OKだけど、あの人はダメ。…etc. といったようにマイルールが多いのも、スケジュール管理の特徴です。

まずはプロジェクトに関わるメンバーのマイルールを理解しましょう

何度かプロジェクトを経験すると、関わるメンバーの時間に対する感覚が分かってきます。自分の統一ルールでスケジュール告知をするのではなく

「この人は前回忘れてたから、前日にもう一度電話で連絡をしよう。」

「打ち合わせの予定をすぐにメモらない人だから、メールで予定を改めて送っておこう。」

等、各メンバーの感覚に合わせた、スケジュール告知をしましょう。ディレクターの一方的な通知ルールを押しつけるのではなく、まずは各メンバーに合わせて細かく通知をカスタマイズします。

その後、予定の「重要度」を伝えつつ、メンバー間のスケジュールに対する感覚を近づけましょう

各メンバーのスケジュールに対する感覚が掴めたら、次はその予定の「重要度」を伝え、自身の感覚にメンバーのスケジュール感覚を近づけましょう。

「このスケジュール通りにプロジェクトが進まないと、プログラマーの稼働が空いてしまうので厳守でお願いします。」

「このスケジュールはクライアントの発注タイミングによって、予定が前後するので一旦イメージとして掴んでおいてください。」

等、重要度を伝えることで、各メンバーの時間に対する感覚を合わせて行きましょう。

感覚の共有には手間がかかりますが、成功すれば強力なチームが作れます

初めはメンバーそれぞれの感覚に合わせて細かく調整しなければならないので、大変手間がかかります。しかし一旦感覚がお互い理解できるチームが作れると、スムースにプロジェクトが進められる強力なチームとなります。

誰もがプロジェクトを難航させようとして、スケジュールを守らないわけではなく、それぞれの感覚が違うだけです。細かく根気よく、調整を進めましょう。

この記事を書いた人

大屋慶太

大屋慶太

株式会社デックの雑用。1999年、世界が滅びることを信じて大学を卒業せずに待っていた所、なかなか破滅が訪れず、仕方なく6年在籍した後に卒業。某大手通信会社系列の企業にて、販促物などを制作するディレクター兼デザイナーとしていちおう活躍。ところが不景気のあおりをくらい、所属事業部が解散となる。途方にくれるもコネを駆使して印刷会社へと潜り込む。面接にて「お前何がしたいんだ」と聞かれ、「ぼく、ゲームがしたいです」と答えた所「じゃあWEBでもやれ」と言われる。WEBデザイナー兼コーダーとして大手クライアントなども手がけ、約5年間在籍。仕舞いには、自分は仕事ができると勘違いをし、30歳の時にフリーとして独立。「スタジオデック」という屋号で数年間活動後、デックを法人化する。いまだに、仕事のほぼ全ては酒の席で決まるという。

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