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2016.06.25

Q.デザイナーとプログラマーの意見が違いすぎて、どちらの意見を採用したら良いか迷います。(Webディレクター・Hさん)

大屋慶太 大屋慶太

A.見た目だけでなく、運用しやすさや、更新しやすさなど様々な角度から検討して判断しましょう。

「瞬間の効果」をWebデザイナーは追求する傾向が強い

Webデザイナーは

  • ボタンやリンクが、Webサイト内をストレスなく移動できるような配置になっているか
  • ページ内の情報は、わかりやすくカテゴリごとに整頓されているか
  • 表や図などは、わかりやすく明確に伝わるように作られているか ect.

といったような、その時のわかりやすさや使いやすさを重要視する傾向があります。そのため、おなじ<h3>の見出しでもその時によってデザインのあしらいを変えたり、各要素間の余白も場合によっては一定じゃないレイアウトを採用したり、効率化を犠牲にしたレイアウトを採用する場合があります。

「長期的な効率」をプログラマーは追求する傾向が強い

逆にWebプログラマーは

  • 効率よく更新できる構造になっているか
  • どのデバイスでも同じように表示されるか
  • 簡単に新しいコンテンツが追加できるような構造になっているか
  • 同じ要素には同じコードを流用するなど、効率的にコードが書かれているか ect.

といった、更新や運用面での効率性を重要視する傾向があります。デバイスに表示された後の、情報の伝わり方を設計するデザイナーに対して、コードがデバイスに表示される間の設計を行うのがプログラマーです。お互いの担当箇所の違いから、意見の食い違いが発生してしまいます。

まずは理想形を目標に、諸条件から落とし所を見定めましょう

どちらの意見も、優れたWebサイトにしたいという思いは同じです。まずは、両者の意見をどちらも叶える理想形を目標にします。その後、工数や実現性といった諸条件を元に、どちらの案を採択するか見定めましょう。時には全く別のアプローチでの、代替案を考えるのも良いと思います。

この記事を書いた人

大屋慶太

大屋慶太

株式会社デックの雑用。1999年、世界が滅びることを信じて大学を卒業せずに待っていた所、なかなか破滅が訪れず、仕方なく6年在籍した後に卒業。某大手通信会社系列の企業にて、販促物などを制作するディレクター兼デザイナーとしていちおう活躍。ところが不景気のあおりをくらい、所属事業部が解散となる。途方にくれるもコネを駆使して印刷会社へと潜り込む。面接にて「お前何がしたいんだ」と聞かれ、「ぼく、ゲームがしたいです」と答えた所「じゃあWEBでもやれ」と言われる。WEBデザイナー兼コーダーとして大手クライアントなども手がけ、約5年間在籍。仕舞いには、自分は仕事ができると勘違いをし、30歳の時にフリーとして独立。「スタジオデック」という屋号で数年間活動後、デックを法人化する。いまだに、仕事のほぼ全ては酒の席で決まるという。

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