ブログ

2016.05.20

Q.デザイナーからディレクターになったため、デザイナーに任せるべき制作をついつい自身で行ってしまいます。(Webディレクター・Mさん)

大屋慶太 大屋慶太

A.デザイン業務の量を極端に変える工夫をしましょう。場合によっては、無理にディレクターにならないという道もあります。

デザイナー → ディレクター転身あるある

今まで自分が思い通りに作っていたものを、他のデザイナーにお願いすると、自分のイメージ通りにならず、ついつい自分で修正や、やり直しをしてしまうことって多々あります。これやっちゃうと制作をダブルで行うことになり、生産性が非常に悪くなります。また、依頼されたデザイナーにも不満が募り、関係性悪化にも繋がります。今までコントロールできたものができなくなるという、感情のイライラ要素も多分に含むので、まずは状況に応じて、あせらず少しずつ仕事を任せていくと良いでしょう。

仕事が沢山あるなら、修正や、やり直しといった制作を自分でできないほどディレクション業務を詰める【ドMコース】

ディレクション業務に余裕があるため、ついつい自分で修正や作り直しをしてしまうことがあります。まずは、お客さんやデザイナーとの打ち合わせと、メール送受信とかだけで、自分の業務時間を全て使いましょう。予定をパッツンパツンにしても、残業や休日出勤などで制作に手を出してしまうようであれば、その時間すらディレクション業務を入れてしまいます。必然的に制作に関わる機会が少なくなり、制作業務は依頼せざるおえなくなります。

仕事に余裕があっても、自分でやった方が早いことでも、最初はあえて(ドSに)お願いしてみる【ドSコース】

自分で修正するほうが、お願いするより早いし…とついつい制作に携わってしまうことって多々あります。お仕事に余裕がある場合は、多少手間や時間がかかっても、まずはお願いをしてみましょう。ポイントは、自分の望むものが上がるまで何度でも修正をお願いして、妥協しないことです。そうすることで依頼される側も、常識的な正解・不正解ではなく、依頼主の描く正解・不正解を認識します。その感覚が共有できれば、以降は言わなくても自分の希望に近いものが上がってきます。一度望み通りの物がパッと上がってくるという体験をすると、あまりの快適さで、それ以降はどんどん制作を任せてしまうといったケースは多いです。まずは小さなことでも時間と手間をかけて、納得がいくまでじっくりとお願いしてみましょう。

デザインとディレクションは全く別の仕事

そもそもデザインとディレクションは、全く別の仕事です。

似て非なるもの、WebデザイナーとWebディレクターの違い|グラフィカルジョブ

様々な方法を試しても、どうしても制作がしたい、制作が好きという場合はディレクターにならないという選択肢もあります。たまたま日本の制作会社は、デザイナー → ディレクターというキャリアプランを採用しているところが多いというだけです。両者に上下はありません。自分が本当に好きなこと、得意としていることが何かを見極め、今後のキャリアプランを再考する良い機会と捉えてみましょう。

この記事を書いた人

大屋慶太

大屋慶太

株式会社デックの雑用。1999年、世界が滅びることを信じて大学を卒業せずに待っていた所、なかなか破滅が訪れず、仕方なく6年在籍した後に卒業。某大手通信会社系列の企業にて、販促物などを制作するディレクター兼デザイナーとしていちおう活躍。ところが不景気のあおりをくらい、所属事業部が解散となる。途方にくれるもコネを駆使して印刷会社へと潜り込む。面接にて「お前何がしたいんだ」と聞かれ、「ぼく、ゲームがしたいです」と答えた所「じゃあWEBでもやれ」と言われる。WEBデザイナー兼コーダーとして大手クライアントなども手がけ、約5年間在籍。仕舞いには、自分は仕事ができると勘違いをし、30歳の時にフリーとして独立。「スタジオデック」という屋号で数年間活動後、デックを法人化する。いまだに、仕事のほぼ全ては酒の席で決まるという。

アキラメディアライターたち

アキラメディアのライターをもっと見る
pagetop